ホーム 管理人について ノースカロライナ州 目次 ゲスト ブックへようこそ

Enjoy!! North Carolina Coast Visaの延長
Newsletter from North Carolina Coast

ノースカロライナ州 ”Coast"は史跡観光・レジャーに最適です。
East Coast Area
青枠画像には拡大画像がリンクしてあります.


ホーム
上へ

 

Visaの延長

今回(200311月)の帰国目的のひとつが、Visaの延長手続きにあった。

アメリカへはH-1BVisaで来ているが、2003年3月末で、これが切れることになっていた。

したがって、昨年10月初めに、まず、会社にI-129に拠る、滞在許可の延長申請をしてくれるよう依頼した。3月まで約6ヶ月あり、時間的に十分なはずだった。ところが、11月初め状況をチェックしたときに、工場長秘書が手続きをせずに放っていることが判明。大急ぎで、手続きをした。をもっとこまめに状況をチェックすべきだった。これが第一の失敗。この時点で、BCISでの所要期間をInternet上で確認すると約3ヶ月とのこと。一応なんとか3月末には間に合うかと考えた。

申請書提出後約一週間で、受付書がINSから送られてきた。このとき、工場長か秘書がきっちりファイルしてくれるものと思い、コピーを取らなかったのが2の失敗。これが無くなってしまい、受付番号がわからず、あとで困ることに。

この申請したままに状態で、2月中旬まで来た。3ヶ月が経過したのに、まだ何も連絡がないということで、非常にあせってきた。いろいろ、Internetで調べてみたが、状況がよくわからない。いろいろ問題があるが、第1の問題は、I-94の滞在許可期限が、331日になっているので、この日までに、I-797が来ないと不法滞在になるのではということ。第2Visaが切れるということは、就労許可が切れるということで、仕事をして給与をもらうことができないのではということ。第3は妻の滞在延長について何も手を打っていないこと。(このとき分かったことだが、I-129を出すときに妻の分も一緒にすべきだったのだが、初回申請時に私の分をとってから申請したので、今回も同じようにした。これが第3の失敗)。

まず、工場長秘書に頼んで、BCISに電話を掛けて状況を調べてもらったが、BCISからBCISInternet Siteでチェックしてくれといわれた。Internetで調べるには、受付書に書いてあるSCR番号が必要だということが分かった。受付書がなくなっているので、この番号を聞きだすのに、工場長秘書がBCISに電話をしたが、これがBCISがあっちこっち電話を振ったので一日仕事。ようやく番号を聞きだして、Internetで調べたが、目下処理中とのことで、具体的なことはなにもわからない。

ここまで、来れば、移民弁護士を使わないとダメかもという気になった。この時点で、ほぼ判ってきた事は、I-129を申請していれば、I-94が切れても、不法滞在にならないらしいということ。疑問点に関する答えを得るのに何かいい方法が他に無いか、と思案して、ダメもとで、アトランタの領事館に電話をしてみたが、移民弁護士に聞けということだった。そこで、移民弁護士を捜して、聞いてみた(3月初め)。結果として、1)I-129を出しておれば、不法滞在にはならないこと。2)Visaが切れても労働許可(私の場合2005年3月末)の範囲なら就労できること。ただし、いずれの場合もアメリカ国外へ出ると、Visaが無い限り戻って来れないこと。3)その他、BCIS1,000ドル払って特急審査を要求すると約2週間で、I-129の審査をしてくれること。4)2月末時点でBCIS10月分の審査をしており、私の11月分は、4月ごろになるとのこと。5)妻については、至急(I-94の滞在許可期限が切れるまでに)I-539の滞在延長申請を出す必要があることが判った。

したがって、まず、妻のためにI-539を作って提出した。すぐに受付番号が送られてきた。この時、延長許可が出るまで約3ヶ月かかると書いてあった。しかし、実際に来たのは、7ヶ月後の11月だった

私の分については、4月に審査されるという弁護士の話から、そのまま待つことにした。審査結果が来たのは、53日だったので弁護士の読みはほぼ正しかった。ところが、審査結果は、3ヶ月以内に追加資料を提出せよと言う内容だった。追加資料というのは、なぜ、外国人を雇わなくてはならないかということと、私がその職に学歴・経験面から見て適当かということをさらに細かく説明せよということ。

ここからの作業は移民弁護士に任せることにしたが、弁護士から、レジメ、修了書、成績証明書を用意するようにとの話があり、修了書や成績書を日本から取り寄せるのに1ヶ月かかってしまい、弁護士が、追加資料を出したのが7月初めになった。弁護士が出した資料を見ると、修了書や成績証明書が必要であったと思われる記述は一つもなく、弁護士から要求があった時に、日本から取り寄せないといけないので時間がかかるので無しではダメかとネゴをしなかったのが4の失敗

結局8月初めにI-129の返事であるI-797が来て、滞在延長許可が下りた。

ここから、Visa更新申請のスタートである。申請は1)日本で申請する、2) St. LouisにあるVisa更新所で申請する、3)メキシコかカナダで申請する、の三つの方法がある。3)のメキシコかカナダで申請すると、H-1Bの場合“期限完了後必ず日本に戻る”という手紙を出さないといけないということでこれは将来、Green Cardを申請することにした場合妨げになる可能性があり、とりあえず2)のSt. Louisに送ることにした。ここでは、審査に約10週間かかるとのことで、11月中旬に日本に帰国するのに間に合わないかもしれない危惧があったが、返却要求を出せば、書類は1週間で戻ってくると言うことだったのでダメもとでやってみた。結果的には、間に合わなくて、書類を取り戻して、日本で申請することになった。

日本での申請は、旅行代理店を使った。ここは、昔からお世話になっているところということで選んだが、ここはアメリカ領事館に出入りが出来ないので申請を他の業者に委託していた。これについて余り問題意識を持たなかったが、緊急等の対応で問題があった。ここを使ったのが5の失敗。日本での申請・発行までにかかる時間を代理店との打ち合わせで2週間で確実と判断したが、審査期間に1124日の週が入ってしまうことに気がつかなかった。これが第6の失敗。この週は日本の勤労感謝の日とアメリカのThanksgivingの休日が同時にあり、殆ど領事館の業務が進まない。結局125日にVisaを入手。約13ヶ月のVisa延長手続きが完了した。

このように今振り返ると、最初に移民弁護士を使わなかったためにいろいろ時間がかかったが、いろいろな経験をした。もっとも、この間のストレスは大変なものがあったが。

 
この Web サイトに関するご質問やご感想などについては、ゲストブックに書き込んでいただくか、管理人まで電子メールでお送りください。また、NCコーストに関する情報も募集しています。よろしく。
Copyright (C) 2003 Newsletter from North Carolina Coast 最終更新日 : 2004/12/04